美肌になるための三大栄養素の一つで
お肌のトラブル改善に最もよいとされている栄養素は
ビタミンCです。
ビタミンCは健康にも良いですが
お肌にとってもうれしい効果が期待される
万能栄養素です。
何故、ビタミンCはお肌にいいのか?
ビタミンCは、何故お肌にいいのでしょうか?
ビタミンCの効果は、本当にたくさんあって
万能ビタミンと言われているのもわかります。
紫外線によって様々な肌トラブルが発生します。
そんな様々な肌トラブルの対処にビタミンCが役立ちます。
肌の老化のもとになる活性酸素を抑制してくれる
抗酸化作用があるため、お肌には是非とも摂りたい成分です。
その他には、細胞を活性化させ真皮層でお肌の弾力を担う
コラーゲン生成をサポートしてくれます。
メラニンの生成を抑制し、シミの予防やできてしまった
シミを薄くしてくれたりする効果があります。
ビタミンCの含まれる食品
ビタミンCと言えばまず「レモン」を
思い浮かべるのではないのでしょうか?
ビタミンCの含まれる食品はレモン以外にも
たくさんありますので見ていきましょう。
ビタミンCを含む果物の可食部100g当たりの含有量
食品名 | 含有量 |
---|---|
アセロラ(酸味種) | 1700mg |
アセロラ(甘味種) | 800mg |
ゆず | 160mg |
ゴールデンキウイ | 140mg |
レモン | 100mg |
いちご | 62mg |

ビタミンCを含む果物はレモンの他にも
たくさんありますね。
ビタミンCを最も多く含む果物はアセロラです。
ですが手軽にお店で買って生で食べたりする
機会はほとんどないと思います。
それは、収穫すると直ぐにいたんでしまうので
冷凍やジュースなどに加工して販売されています。
果物の他にも野菜にもビタミンCを含む食品があるので
そちらも見ていきましょう。
ビタミンCを含む野菜の可食部100g当たりの含有量
ビタミンCを含む野菜もたくさんあります。
野菜は普段食べているものが多くありますから
ビタミンCは摂りやすいですね。
下記の表はビタミンCを含む野菜です。
カッコ内はゆでた時の含有量になっています。
食品名 | 含有量 |
---|---|
赤ピーマン | 170mg |
ブロッコリー | 120mg(54mg) |
パセリ | 120mg |
カリフラワー | 81mg(53mg) |
トウミョウ | 79mg |
ピーマン | 76mg |
さやえんどう | 60mg(44mg) |
かいわれだいこん | 47mg |
スナップエンドウ | 43mg |
キャベツ | 41mg(17mg) |

野菜もビタミンCを含むものが多くあります。
野菜を食べる時には茹でたり炒めたり
熱を加え調理して食べます。
キャベツのビタミンCの含有量は生で41mgですが、
ゆでると17mg、油でいためると47mgになります。
熱を加えることは同じなのにビタミンCの含有量が
変わるなんて面白いですね。
1日のビタミンC摂取量
ビタミンCを含む果物や野菜は結構たくさんありますね。
では1日にどれくらいのビタミンCを摂ればいいのでしょうか?
ライフステージによって摂取推奨量が
変わってくるのでチェックしておきたいです。
以下はライフステージごとのビタミンCの
1日の摂取推奨量になります。
ライフステージ | 摂取推奨量 |
---|---|
成人男性 | 90mg |
成人女性 | 75mg |
妊婦 | 85mg |
授乳婦 | 120mg |
ビタミンCのお肌への働きを考えると是非とも摂りたい栄養素なので、
ビタミンCの1日の平均摂取推奨量を摂れるようにしたいものです。
1日の摂取量は喫煙者の方はこの推奨量にプラス35mgになります。
また、ストレスによってもビタミンCは
消費されてしまいますので推奨量よりも
多めにビタミンCを摂るのがいいですね。
ビタミンCは体内で作ることができないので
食事から摂取する必要があります。
肌トラブルにうれしい栄養素・ビタミンCのまとめ
お肌にも体にも必要な栄養素が
万能ビタミンと言われるビタミンCです。
ビタミンCの効果はほんとにたくさんあって
肌トラブルにもよい成分です。
- 細胞を活性化させ真皮層でコラーゲン生成をサポートする。
- 紫外線によるメラニンの生成を抑制してシミを予防する。
- 活性酸素の増加を抑えて老化を予防する。
- 皮膚の炎症を緩和させる。
- 免疫力を高める。
お肌だけでなく体にも良い成分なので
しっかりと摂りたい成分です。
ですが、体の中で作ることができないので
食事などで摂ることが必要です。
キャベツは油で炒めるとビタミンCの含有量が増えるので
ビタミンCの多く含まれるピーマンと組み合わせて
野菜炒めにするのもいいですね。
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